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レバレッジとは

ここでは、レバレッジとは何か、レバレッジの利用方法や注意点などについてご案内します。

レバレッジとは

FXの取引では、証拠金として取引業者に預けている資金以上の投資を行うことができます。預けている証拠金に対して何倍までの取引をすることができるかということを、レバレッジ○倍というように表現します。

取引金額と証拠金の割合をレバレッジと言い、例えば、100万円の証拠金で5万ドル(日本円で500万円分)を買った場合、レバレッジは5倍となります。日本国内におけるレバレッジは最大25倍となり、100万円を預けた場合には、最大で2,500万円分までの取引が可能ということになります。

レバレッジを活用することで、少ない証拠金で大きな利益を得るチャンスがあるのです。

高いレバレッジをかけて取引した場合

以下は、レバレッジ1倍、10倍、25倍にそれぞれ設定した場合の損益シミュレーションとなります。

【元金100万円、1ドル=100円で米ドルを購入した場合】

レバレッジの倍率 1倍 10倍 25倍
元金 100万円 100万円 100万円
取引金額 1万ドル 10万ドル 25万ドル
1ドル=101円
になった場合
為替差損益 +10,000円 +100,000円 +250,000円
スワップ差損益 +90円 +900円 +2,250円
スプレッド -300円 -3,000円 -7,500円
合計 +9,790円 +97,900円 +244,750円
利益率 +0.979% +9.79% +24.475%
1ドル=99円
になった場合
為替差損益 -10,000円 -100,000円 -250,000円
スワップ差損益 +90円 +900円 +2,250円
スプレッド -300円 -3,000円 -7,500円
合計 -10,210円 -102,100円 -255,250
利益率 -1.021% -10.21% -25.525%
  • スワップ差損益は、ドル/円の1日分のスワップポイントが3円とし、ドルを1ヶ月間保有して合計で90円のスワップポイントが付与されたと仮定します。
  • スプレッドは、ドル/円のスプレッドで0.3銭原則固定とし、ドル購入時に一度スプレッドの費用がかかったと仮定します。

このように、レバレッジを25倍にしてFXの取引をすると、為替相場のレートが1円異なるだけで大きな差損益が生じます。為替が予想通りに変動したら多額の利益を得ることができますが、予想が外れたら多額の損失が生じることになります。

投資家によるリスクマネジメントの必要性

現在、日本のほとんどのFX会社では最大レバレッジが25倍となっています。このため、投資家は25倍のレバレッジで取引をすることができますが、特に初心者やFX取引を始めたばかりの方は、まずはレバレッジを抑えた運用をすることをおすすめします。

取引額を増やしたい場合は、証拠金として預ける資金を増やすことでレバレッジを抑えて多額の取引を行うこともできます。

レバレッジ規制の経緯

日本では、1998年にひまわり証券が日本で初めてFXのサービスを提供しました。その後、FX業界へ参入する企業が増え競争が激化し、手数料引き下げやレバレッジ拡大などの競争も徐々に激化していきました。

その結果、レバレッジ400倍、500倍などのサービス提供が開始されましたが、高倍率のレバレッジを一般投資家が利用し多額の損失を出す人が増加したため、金融庁がレバレッジに規制をかけることになりました。

FXのレバレッジ規制で変更された点

日本国内におけるレバレッジ規制は過去に二度行われております。

1度目の規制 2度目の規制
規制年月 2010年8月 2011年8月
規制概要 すべてのFX会社の最大レバレッジを
50倍に規制
すべてのFX会社の最大レバレッジを
25倍に規制
証拠金率 2% 4%

このように、最大レバレッジの倍率が下げられたことにより、取引をする際に必要な証拠金の額が引き上げられることになりました。

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