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成行注文の操作方法

各FX取引業者によって取引画面のシステムが多少異なる場合があります。しかし、基本的に取引画面の見方や操作方法は同じです。ここでは、実際のFX取引業者の取引画面のキャプチャ・スナップショットを使って成行注文の操作方法をご案内します。

取引画面での成行注文の入力・確認項目

ここでは成行注文の操作方法を、実際のFX取引業者の取引画面のキャプチャを利用してご案内します。

新規注文時の成行注文の入力・確認項目

新規注文で成行注文をだすときの入力・確認項目は、売買の選択、通貨の選択、注文種別の選択、注文数量の決定、レバレッジの選択、スリッページの選択、時間成行の選択、ワンクリック注文の選択の8点です。この入力および確認をしてから注文を出すことになります。

1、売買の選択
新規注文で買いから注文を出すか、売りから注文を出すかを決める必要があります。
2、通貨の選択
どの通貨ペアで取引を選択するかを決める必要があります。取引しているFX取引業者が取り扱っている通貨ペアから決めることになります。
3、注文種別の選択
注文種別とは、注文方法のことです。したがって、ここの項目をプルダウンして各注文方法の中から注文方法を決めていくことになります。ここでは、成行注文を選択しています。
4、注文数量の決定
Lot数を決める必要があります。Lotは、そのFX取引業者の最小取引単位になります。DMM FXの最小取引単位は10,000通貨単位ですので、1Lotを選択すると10,000通貨単位で注文を出すことになります。
5、レバレッジの選択
Level 25(39,498円)と表示されています。これは、日本国内のFX取引業者の最大レバレッジが25倍であり、その倍率のレバレッジで取引する際の最低必要証拠金の金額を指しています。つまり、この時点の為替レートで1Lotの注文をするためには、最低39,498円の金額の証拠金を入金する必要があります。
6、スリッページの選択の可否
スリッページを選択すると、自分が許容できるスリッページの範囲を段階的に設定することができます。詳しくは、下記でご案内します。
7、時間成行の選択の可否
時間成行を選択すると、注文をいつ出すか、または何分後に注文を出すかを決めることができます。
8、ワンクリック注文の選択
通常は上記の項目を入力および確認して注文を出すと、入力項目の確認画面が表示されます。その確認画面を確認してから、問題なければ確定をすることで実際に注文をすることができます。ワンクリック注文を選択すると、注文ボタンを押しても、確認画面を表示されることなく、実際に注文をすることができるようになります。このため、よりリアルタイムのレートに近いレートでの取引をすることが可能になります。
  • ここでご案内した取引画面は、DMM FXの「PC版 取引ツール SIMPLE TRADEX」です。

スリッページの選択およびスリッページの設定について

DMM FXでは、成行注文時にスリッページを選択し、その幅を設定することができます。たとえば、スリッページを選択して、ドル/円の通貨ペアで、[100]と設定すると、スリッページを10銭許容するという内容の注文を出す形になります。この場合、その時点で取引画面に表示されていたレートと注文が実際に約定処理される時点のレートの差が10銭以上のときは、投資家にとって有利か不利かを問わず、注文は不成立となります。

下記で、取引画面に表示されたドル/円のレートが100.000の時に買い注文を行った場合の具体例をご案内します。

スリッページを選択して幅を設定して注文を出した場合、注文が約定されないケースもあります。このため、スリッページを選択するときは、幅の設定に注意して取引をすることをおすすめします。

成行注文の詳細について

成行注文の特徴やメリット・デメリットなどの詳細に関しては、以下のページからご確認ください。

成行注文に最適なFX取引業者

成行注文を利用する場合、約定率や約定スピードなどの約定力が強いFX取引業者で取引をすることをおすすめします。約定力は数値で表しにくいため、各社の約定力を比較することは難しく、投資家が多くのFX取引業者で取引をして各社の約定力を体感で判断していくことが必要になります。

以下で、約定力に関して調査会社による評価や評判のよいFX取引業者をご案内します。

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