本サイトは、プロモーション(アフリエイト広告等)が含まれています。
成行注文は、FX取引の一般的な注文方法です。「マーケットオーダー」や「プライスオーダー」と呼ばれることもあります。英語表記は、「market order」です。
この注文方法は、売買価格を指定せず、銘柄と数量を指定する注文方法です。このため、出した注文の取引が成立しやすいというメリットがあります。一方で、相場の変動が大きいときには、予想外に高く買ってしまったり、安く売ってしまったりするというデメリットがあります。
FXにおける成行注文とは、その時点で表示されている為替レートで売買をしたいときに利用される注文方法のことを言います。
インターネットを利用した実際の取引では、Bid(買値)とASK(売値)の両方のレートが表示されます。このレートの値動きを確認しながらその時点の為替レートでよいと判断したら、為替レートを指定せずにどちらかをクリックすれば、注文は完了します。
たとえば、米ドル/円のレートが、Bid(買値):100円35銭 ASK(売値):100円30銭と表示されていた場合、ドルを成行注文で買えば、1ドル=100円35銭で買うことができ、ドルを成行注文で売れば、1ドル=100円30銭で売ることができます。
為替相場が急激に変化して注文を出すタイミングではないと判断すれば、注文をする前であれば、再度レートを表示させてからそのレートで注文をすることができます。
以下のページで、実際のFX取引業者の取引画面のキャプチャを利用して、取引画面の操作方法をご案内します。
為替市場では常に取引が行われ、為替レートも常に変動しています。このため、成行注文は注文を出せば必ず取引が成立するというメリットがある一方で、約定された価格は取引が成立した後でなければ分からないというデメリットもあります。つまり、提示されたレート通りに約定されず、提示されたレートより有利に約定されたり、不利に約定されたりすることがあるということです。
たとえば、Bid(買値)が1ドル=100円35銭のレートで成行注文をしたら、約定レートが1ドル=100円34銭である場合があります。この場合は、提示されたレートより有利なレートで約定されたケースです。一方で、約定レートが1ドル=100円36銭である場合もあります。この場合は、提示されたレートより不利なレートで約定されたケースです。このように、注文を出してもすぐには約定せず、そのタイムラグの間に提示されたレートとは異なるレートで取引が成立することがあります。この現象をスリッページと言います。
このように、成行注文は初心者にも利用しやすい反面、約定レートが注文時には確定しないという注意点があります。為替レートの変動が激しいときには、注意してこの注文方法で取引をするかどうかを決める必要があります。FX取引に慣れてくると、為替相場の変動などを踏まえて、そのときの為替相場の状況に応じて異なる注文方法で取引をするようになる人が多いです。
以下の比較ページにて、FX取引ができる会社のスプレッドやスワップ、キャンペーンなどを一覧表で比較、ご案内しています。ご自身のトレード方法に合った、最適なFX会社探しにお役立てください。
本サイトはFXに関する情報・比較サイトです。掲載している情報に万全を期すように努め、掲載されている情報を確認しておりますが、
企業・サイト・商品の事情により情報が変更になり、その変更が本サイトに反映されていない場合があります。必ず各社の公式サイトで詳細をご確認ください。
またFXによる利益や損失は自己責任となりますので、あらかじめご理解の上、FX取引を行ってください。本サイトは、プロモーション(アフリエイト広告等)が含まれています。
Copyright (C)投資コンテンツサイト All rights reserved.