ミラートレーダーのデメリット

システムトレードであるミラートレーダーは、通常の裁量型トレードと比較して、大きなメリットや長所・利点がある一方で、デメリットや短所もあります。ここでは、選択型システムトレードであるミラートレーダーの面から、システムトレードを利用することで生じるデメリットをご案内します。

FXシステムトレードのデメリット

以下で、システムトレードのデメリットや短所をご案内します。

ストラテジー選びが大変

各シストレ業者が厳選したストラテジーを提供していると言っても、提供されたストラテジーを利用すれば必ず利益を得ることができるというわけではありません。あるストラテジーを利用して利益を得ることができた一方で、同時期に異なるストラテジーを選んでいれば損失が発生していた可能性もあります。 取引する時期が異なれば損失を発生したストラテジーがその期間では利益を得ることができ、利益を得ることができたストラテジーがその機関では損失を発生することも十分にあります。

傾向としてファンダメンタルズに弱い

相場の分析手法は、テクニカル分析とファンダメンタルズ分析に分けることができます。シストレは、テクニカル分析には強いのですが、政府の要人発言、各国の経済動向などのファンダメンタル分析に対する反応が正確ではないことが多い傾向があります。

通常のスプレッドと比較してスプレッドが広め

基本的に、選択型システムトレードを利用する際に生じる取引コストはスプレッドだけです。通常の裁量型トレードであるFX取引と同じように、取引手数料はかかりません。ここで注意すべき点は、通常の裁量型のFX取引で各FX業者が提示するスプレッドより、 選択型システムトレードであるミラートレードで取引する際のスプレッドのほうが広くなります。ミラートレーダーという非常に高機能かつ高性能な取引ツールを利用する手数料が上乗せされているというイメージで、ミラートレーダーのスプレッドは高いと考えることもできます。

提示されるスプレッドの変動が大きい

さらに、選択型システムトレードであるミラートレードで表示されるスプレッドは、リアルタイムで大きく変動します。通常の裁量型トレードでは、SBI FX証券のように原則固定のスプレッドを提供するFX会社もありましたが、選択型システムトレードであるミラートレーダーではスプレッドが大きく変動すると考えおく必要があります。このため、スプレッドを狭くして取引したい場合、スプレッドが低めのシストレ業者を選ぶだけでなく、売買の取引のタイミングも重要になります。

ミラートレーダーを提供している証券会社

あらかじめ提供されているストラテジの中から気に入ったストラテジを選ぶだけのFX自動売買「ミラートレーダー」を提供している証券会社です。

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