2014年の1月も残すところ今週1週間となりました。先の中南米の不安定化、明日あるFOMCなどまだまだすんなりと終わらせてくれなさそうな1月相場ですが、本日時点のFX運用成績です。
1月は、約-10万からのスタートとなりましたが、現状は-3万円まで戻してきています。有効証拠金は、なんとか70万円をキープしている状態です。
現在採用しているストラテジは12個で、セレクト数トップ12を入れています。まずは後1週間、うまく乗り切ってほしいものです!
今月もFOMCの時期がやってきました。
日程:2014年1月29日(水)
時間 | 経済指標 | 前回 | 予想 |
28:00 | FOMC・政策金利発表 | 0.25% | 0.25% |
28:00 | FRB住宅ローン担保証券(MBS)買入れプログラム | 月間350億ドル | 月間300億ドル |
28:00 | FRB米国債買入れプログラム | 月間400億ドル | 月間350億ドル |
28:00 | FRB資産買入れプログラム総額 | 月間750億ドル | 月間650億ドル |
米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に、不安定な中南米市場などのリスク要因も重なり、米ドル円は下げ基調を強めています。週明けには1ドル101.77円まで下落し、為替相場は波乱含みの展開になっています。
本日から二日間の日程で、日銀金融政策決定会合が開かれます。4月に行われる消費税の増税後も景気回復は持続するとし、2015年度の消費者物価上昇率2%の目標を据え置き、追加緩和については今回は現状維持する見通しです。
日銀金融政策決定会合を前に、本日の為替相場は1ドル104円台後半の円安・ドル高水準で推移しています。
為替相場にあまり動きがないので、今日も株式投資のネタです。
昨日紹介した3Dマトリックスは、3日連続のS高とはならず上げ一服でしたが、今日は代わりに「クルーズ(2138)」がストップ高!年明け早々順調です。
去年の10月から少しずつ買い増していますが、累計で126万の含み益になっています。
クルーズは、レーシングバトルゲーム「ACR DRIFT」をiOS端末向けにオーストラリアで先行配信しており、この後の本サービス提供&全世界176カ国への提供が待たれる場面となっています。
週足チャートで、7~8カ月続いた巨大な三角持ち合いが上放れ、上場来高値も目前となっています(週足ベースで新値ですね)。
コロプラ(3668)のPERが54.94倍に対し、クルーズは26.35倍と割安感があります。
クルーズ初のネイティブアプリであるレーシングバトルゲーム「ACR DRIFT」がある意味今後のクルーズの命運を握っているのかもしれません。いずれにせよ、期待です!
FXとは違いますが、株式投資もやっています。
大した金額を投資しているわけではありませんが、保有銘柄の「3Dマトリックス」が2日続けてのストップ高!あまりに嬉しかったので、たまには株式についてもアップします。
スリー・ディー・マトリックス(7777)
バイオベンチャー。米国MITから取得した技術を応用した医療製品の開発に国内外で傾注。
2012年の秋頃に購入した株で、バイオ銘柄らしく去年はアップダウンを繰り返しました。昨年の12月下旬から上げ始め、1月15日の朝に「吸収性局所止血材TDM-621のCEマーク指令適合に関するお知らせ」を発表し、これをきっかけにストップ高の連チャンとなりました。
創薬ベンチャーは、当たれば大きいのが特長です。ちなみに、会社が2013年6月13日に発表した中期経営計画がこちら。
事業収益 | 営業利益 | 経常利益 | 当期純利益 | |
平成25年4月期(実績) | 32百万円 | △999百万円 | △977百万円 | △978百万円 |
平成26年4月期(予想) | 4,178百万円 | 1,658百万円 | 1,646百万円 | 1,491百万円 |
平成27年4月期(目標) | 8,474百万円 | 3,347百万円 | 3,341百万円 | 2,222百万円 |
平成28年4月期(目標) | 12,569百万円 | 5,780百万円 | 5,780百万円 | 3,668百万円 |
平成28年4月期は、純利益36.68億円とものすごい計画となっています。
ちなみに3Dマトリックスの時価総額が、本日終わり値ベースで「93,431百万円」となり、他のバイオ関連黒字企業のものと比べると、タカラバイオ(4974)が「262,867百万円」(2014年3月期、当期純利益13.5億円予想)、ペプチドリーム(4587)が「186,421百万円」(2014年6月期、当期純利益4.4億円予想)と、3Dマトリックスの時価総額は割安な感じになっています。
この後もアップダウンはあると思いますが、1年後には、更に2倍~3倍も期待できるのではないかと思っています。期待です!
さて先週の金曜日から、為替が不安定になっています。それもこれも、米雇用統計から始まっています。
米雇用統計は、大方の強気な予想を裏切る結果となり、予想を大きく下回りました。以下が結果となります。
経済指標 | 前回 | 予想 | 結果 |
12月非農業部門雇用者数(前月比) | +20.3万人 | +19.7万人 | +7.4万人 |
12月民間部門雇用者数(前月比) | +19.6万人 | +20.0万人 | +8.7万人 |
12月失業率 | 7.0% | 7.0% | 6.7% |
米ドル円は、105円近辺から200pips以上の下げとなる102円台まで、ユーロ円も142.6円近辺から140.5円近辺まで下がり、円高が進行しました。
その後は緩やかに回復してきていますが、まだまだ予断を許しませんので為替動向から目が離せません。
本日は、アメリカの雇用統計があります。重要は指標は以下となり、本日の22時30分に発表となります。
時間 | 経済指標 | 前回 | 予想 |
22:30 | 12月非農業部門雇用者数(前月比) | +20.3万人 | +19.7万 |
22:30 | 12月民間部門雇用者数(前月比) | +19.6万人 | +20.0万人 |
22:30 | 12月失業率 | 7.0% | 7.0% |
アメリカ景気の改善傾向が続いて、ドル高主導の円安が進行するのかに注目です。
ベン・バーナンキ、アメリカの第14代連邦準備制度理事会 (FRB) 議長で、良くも悪くもこの人に多くの浮き沈みを経験させられました。
そのバーナンキが任期を終え、後任は、昨年発足100年を迎えたFRBで初めての女性議長となる「ジャネット・イエレン(67)」が2月1日にFRB議長に就任することが正式に決定しました。
ジャネット・イエレンは、サンフランシスコ連銀総裁などを経て、2010年にFRB副議長に就任し、今回上院で56対26の賛成多数で承認されFRB議長に就任します。
アメリカは景気が回復傾向にある最中で、彼女の最大のミッションは、これまでの金融危機やリセッションに対応した超緩和的金融政策の正常化となります。
アメリカの経済が回復しないと世界経済の回復もありませんので、彼女の手腕に多いに期待したいところです。
今日は東京株式市場が一時400円を超す下げ幅となり、円相場も弱含みの展開となっています。米ドル円は104.95から104.15と約80銭の円高、ユーロ円に至っては142.65から141.50と1円以上の下げ幅となっています。
年始ということでまだまだ商いが薄く、日経平均などの材料に影響を受ける展開かと思われます。