カテゴリー別アーカイブ: 為替市況

ECB(欧州中央銀行)政策金利発表

アメリカ雇用統計の前に、明日は、ECB(欧州中央銀行)政策金利発表もありますね。去年は、ECB+ドラギECB総裁による講演で大きく為替相場は変動した記憶があります。

こちらも注目したい経済指標となります。

日時 経済指標 前回 予想
2/6 21:45 ECB・政策金利発表 0.25% 0.25%
2/6 21:45 ECB預金ファシリティ金利 0.00% 0.00%
2/6 21:45 ECB限界貸付ファシリティ金利 0.75% 0.75%

アメリカ経済

最近のアメリカの経済指標は弱いですね。月曜に発表された1月ISM製造業景況指数も予想を下回り、アメリカ経済の先行きに慎重な見方が広がっています。

米ドル安主導の円高が進み、2月3日、2月4日に、それぞれ1ドル100.7円台まで円高が進みました。これに伴い、日経平均を始めとする日本株の下落も加速しています。

今週の金曜にはアメリカの雇用統計があります。雇用統計が発表されるまでは、反転のきっかけが見えず、様子見の展開となりそうです。

日時 経済指標 前回 予想
2/7 22:30 1月非農業部門雇用者数(前月比) +7.4万人 +18.0万人
2/7 22:30 1月民間部門雇用者数(前月比) +8.7万人 +19.0万人
2/7 22:30 1月失業率 6.7% 6.7%

1/29 28:00、FOMC(米連邦公開市場委員会)

今月もFOMCの時期がやってきました。

日程:2014年1月29日(水)

時間 経済指標 前回 予想
28:00 FOMC・政策金利発表 0.25% 0.25%
28:00 FRB住宅ローン担保証券(MBS)買入れプログラム 月間350億ドル 月間300億ドル
28:00 FRB米国債買入れプログラム 月間400億ドル 月間350億ドル
28:00 FRB資産買入れプログラム総額 月間750億ドル 月間650億ドル

米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に、不安定な中南米市場などのリスク要因も重なり、米ドル円は下げ基調を強めています。週明けには1ドル101.77円まで下落し、為替相場は波乱含みの展開になっています。

日銀金融政策決定会合

本日から二日間の日程で、日銀金融政策決定会合が開かれます。4月に行われる消費税の増税後も景気回復は持続するとし、2015年度の消費者物価上昇率2%の目標を据え置き、追加緩和については今回は現状維持する見通しです。

日銀金融政策決定会合を前に、本日の為替相場は1ドル104円台後半の円安・ドル高水準で推移しています。

米雇用統計、失望の円高進行

さて先週の金曜日から、為替が不安定になっています。それもこれも、米雇用統計から始まっています。

米雇用統計は、大方の強気な予想を裏切る結果となり、予想を大きく下回りました。以下が結果となります。

経済指標 前回 予想 結果
12月非農業部門雇用者数(前月比) +20.3万人 +19.7万人 +7.4万人
12月民間部門雇用者数(前月比) +19.6万人 +20.0万人 +8.7万人
12月失業率 7.0% 7.0% 6.7%

米ドル円は、105円近辺から200pips以上の下げとなる102円台まで、ユーロ円も142.6円近辺から140.5円近辺まで下がり、円高が進行しました。

その後は緩やかに回復してきていますが、まだまだ予断を許しませんので為替動向から目が離せません。

本日22:30、米雇用統計

本日は、アメリカの雇用統計があります。重要は指標は以下となり、本日の22時30分に発表となります。

時間 経済指標 前回 予想
22:30 12月非農業部門雇用者数(前月比) +20.3万人 +19.7万
22:30 12月民間部門雇用者数(前月比) +19.6万人 +20.0万人
22:30 12月失業率 7.0% 7.0%

アメリカ景気の改善傾向が続いて、ドル高主導の円安が進行するのかに注目です。

今日の円相場

今日は東京株式市場が一時400円を超す下げ幅となり、円相場も弱含みの展開となっています。米ドル円は104.95から104.15と約80銭の円高、ユーロ円に至っては142.65から141.50と1円以上の下げ幅となっています。

年始ということでまだまだ商いが薄く、日経平均などの材料に影響を受ける展開かと思われます。

2013年~2014年、年末年始のFX営業時間一覧

年末年始の営業時間(FXトレード可能時間)についてざっと調べてみました。

※ざっと調べていますので、間違いがある可能性もあります。正確には、ご利用の証券会社のホームページでご確認ください。

証券会社により年末のクローズ時間、年始のオープン時間に差がありますね。こうした年末年始の取引時間を参考にFX会社を選択するのもひとつかと思います。

FXサービス 2013年12月31日(火) 2014年1月1日(水) 2014年1月2日(木)
ヒロセ通称 ~翌5:00 7:15~
外為どっとコム ~翌6:55 7:00~
サイバーエージェントFX ~翌6:00 7:00~
外為オンライン ~翌6:55 7:05~
DMM FX ~翌4:00 8:00~
FXプライム ~翌4:57 7:00~
IG証券 ~翌7:00 6:00~
GMOクリック証券 ~翌7:00 7:00~
ライブスター証券 ~翌6:55 7:05~
SBI FXトレード ~翌6:30 7:00~
FXブロードネット ~翌6:55 7:05~
みんなのFX ~翌6:20 5:50~
マネーパートナーズ ~翌6:50 7:00~
マネースクウェア・ジャパン ~翌2:00 7:20~
JFX ~翌5:00 7:15~
アイネット証券 ~翌7:00 7:05~
FXトレード・フィナンシャル ~翌2:00 7:00~
インヴァスト証券 ~翌6:50 7:10~
AVATRADE ~翌6:59 8:00~
PLANEX TRADE.COM ~翌6:00 7:00~

日銀金融政策決定会合開催

今日は、日銀金融政策決定会合が開かれます。

4月からの異次元緩和(物価上昇率が2%になるまでの量的・質的金融緩和の継続)を継続する見通しで、大きな方向性の変更はないかと思われます。

午後からは黒田総裁による記者会見が開かれます。10月、11月と続いた景気判断である「緩やかに回復している」が12月も据え置かれるのではないかと予想します。

黒田総裁は12月2日の講演で、異次元緩和を2015年以降も続ける可能性を示唆しており、今日の会見を通過すれば更に円安の流れが強まる可能性もあります。

FOMC、無事に通過!

FOMC、無事に通過しましたね。

バーナンキFRB議長は声明で、「最大限の雇用に向けた一段の進展や労働市場環境の見通し改善を踏まえ、委員会は資産購入のペースをやや落とすことを決定した」と述べ、来年1月からの債券購入額を850億ドル/月から750億ドル/月に若干の縮小する方針を示しました。

また買い入れ縮小の影響を和らげる狙いで、政策金利は当初予想より長期に渡り低水準に維持する可能性を同時に示しました。

結果的に、小幅な量的緩和縮小による米経済の強さを確認した形となり、為替、株ともに強いものとなっています。

さてアメリカの強さを確認しFXの運用成績がどうなったかということですが、再上昇しています。

20131219_fx_result

今日の12時30分現在ですが、有効証拠金ベースで、77.9万円まで増えています。これで、1カ月前のボトム60万から約20万戻ったことになります!