ここでは、NISAの口座を選ぶポイントをご案内します。
NISAの口座選びは、非常に重要です。なぜなら、制度上、NISAの口座は1人1金融機関が原則だからです。さらに、一度NISAの口座を開設したら、開設時点から4年間も他の金融機関に変更することができません。
NISAは少額投資のため、取引手数料などの手数料が安いかどうかがNISAの口座を選ぶ大きなポイントになります。NISAの口座の運用利回りを上げるためには、運用成績だけでなく、取引コストも抑える必要があります。
取引コストは、株式取引では取引手数料で、投資信託では買付手数料になります。株式投資では、野村證券や大和証券のような総合証券より、SBI証券や楽天証券のようなネット証券のほうが取引手数料は非常に安くなります。取引コストを優先してNISA口座選びをする人は、ネット証券の中から自分に合った証券会社を選ぶことをおすすめします。
NISAは制度上、国内株式、外国株式、投資信託、REIT、ETFが取引対象となります。しかし、すべての金融機関がこれらの商品を取り扱えるわけではありません。銀行や保険会社では株式を扱うことができません。
このため、NISAの口座を選ぶにあたって、自分が取引したい商品があるかどうかを確認することが重要になります。また、どの商品を取引するか具体的な計画がない人は、取り扱い商品が多い金融機関を選んで、取引をしながら自分に合った商品を見つけることをおすすめします。
NISAの口座を開設したら、引っ越しをした場合でも、開設時点から4年間は金融機関を変更することができません。このため、当初居住地の近くにある地方銀行や地場証券でNISAの口座開設をした場合、引っ越しをして引っ越し先にNISAの口座開設先の金融機関がなかったら、鉄続きや相談をしようと思っても、不便さを感じることになります。
このような理由から、居住地が変わる可能性のある人は、地方銀行や地場証券ではなく、ネット環境やカスタマーサポートが充実したネット証券、全国に支店のあるメガバンクや大手証券でNISAの口座を開設することをおすすめします。
現在、多くの証券会社や銀行は2014年1月から開始されるNISAに備えて、事前に口座開設のキャンペーンを実施しています。キャンペーン内容は、キャッシュバックや手数料優遇サービスなどがあります。各社のキャンペーン情報を比較してNISAの口座を選ぶのも1つの口座選びの方法です。
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