証券会社は数多くありますが、現在は証券会社によってサービスや取扱商品などが大きく異なるようになりました。また、手数料も証券会社によって大きく異なり、独自のプランを提供する証券会社も多くなっています。
ここでは、証券会社の口座を開設して株式投資をすることを考えている方に、どのポイントで証券会社を選んだらよいかご案内します。
株式投資をする場合の取引コストは、基本的に取引手数料になります。信用取引をする場合は、信用取引の取引手数料や支払金利等が生じます。これらの手数料が最も安い証券会社は、取引金額や取引回数によって異なります。このため、1回の注文金額がどれくらいか、1日あたり何回くらい注文をするかを考えて、どの証券会社が自分にあってるかを比較して選ぶ必要があります。場合によっては、複数の証券会社で口座を開設して、取引金額に応じて使い分けることもおすすめします。
また、株式取引の手数料や信用取引の手数料は、一般的に1回の約定にかかる手数料コース、一日に約定した合計金額にかかる手数料コースがあります。後者は、何度取引を繰り返しても手数料が変わらない定額プランです。このように、証券会社の比較をするだけでなく、自分の取引スタイルにあった手数料のコースを選ぶことも必要になります。
株式だけでも数多くサービスや銘柄があり、証券会社によって取り扱いに大きな差があります。つまり、その証券会社はどの分野が強くてどの分野が弱いのかということが商品やサービスの取り扱いに表れます。このため、各証券会社の取り扱っている商品やサービスを比較することで、 どの証券会社の口座を開設して取引をしたらよいかが分かります。
特に、外国株式やIPOで証券会社によって大きな差が出ています。国内の株式取引だけでなく、海外の株式取引やIPOなどの取引をしたい方は、各証券会社の取り扱っている商品を比較して確認することが必要になります。
インターネット専業の証券会社が設立された当初は、カスタマーサービスのコールセンターの運営のノウハウや、オペレーターのナレッジの共有が徹底されていない会社が数多くありました。このように、インターネット取引が主流ではなかった当時は、このようにカスタマーサポートが従来型の総合証券会社と比較して劣っていた部分がありました。
しかし、個人投資家のほとんどがネット証券を利用する現在では、ネット証券の規模も大きくなり、カスタマーサポートのノウハウも蓄積され、従来型の総合証券会社に劣らないどころか、証券会社全体の中でも優れたサポートサービスを提供するネット証券がでてきました。特に、株式取引の初心者や、インターネット操作が苦手な方は、サポートが優れた証券会社を選ぶことをおすすめします。
今では、モバイルやスマートフォンでもストレスなくスムーズに株式取引ができるツールを提供している証券会社がでています。このため、従来のモバイルに対応しているか、スマートフォンに対応しているか、またモバイル・スマホのツールは操作しやすいかどうかが、定期的にモバイル・スマホで取引をする方にとっては証券会社を選ぶ大きなポイントになります。
モバイル端末を利用することで休憩時間や通勤・通学時間などの空いた時間で取引をすることができ、サラリーマン・OL・学生などの専業トレーダーでない方にとっては欠かすことができないツールです。
証券会社によっては、定期的に口座開設キャンペーンや取引キャンペーンを実施している会社があります。証券会社のキャンペーンは、他の業界と比較するとキャンペーン内容が充実していて、多額なキャッシュバックがある証券会社もあります。
また、複数の証券会社から多くの情報を入手したり、リスク分散したりするために、複数の口座を開設している人が多くいます。この機会に、セカンドアカウント、サードアカウントの保有を検討してはいかがでしょうか。
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