CFDとは

CFDは海外では非常に主要な金融・投資サービスですが、日本では株式取引、投資信託、そしてFXなどと比較するとそれほど大きな知名度はないように思われます。しかし、CFDのサービス内容は他の金融・投資サービスより遥かに充実している側面があると言えます。

CFDについて

ここでは、CFDを聞いたことがない人からCFD取引の初心者まで、CFDの取引の仕組みやサービスの概要などをご案内します。

CFDとは何か

CFDとは、「Contract For Difference」のそれぞれの頭文字をとった略語で、日本語に直訳すると差金決済契約になります。一般的には差金決済、または差金決済取引と呼ばれます。差金決済取引とは、有価証券を受け渡す代わりに反対売買をして生じた損益分の金額だけを受け渡す取引のことです。FXと同じように、証拠金を預け入れて証拠金取引をすることです。 このため、FXと同じように、CFD業者に証拠金を預け入れてレバレッジを効かせて取引することができます。つまり、少額から取引を始めることができる投資サービスと言えます。

豊富な商品

このようにFXと同じようにレバレッジを効かせて取引することができますが、FXと大きく異なる点があります。それは、取扱商品数です。FXは為替という1つの種類の商品を取引するのに対して、CFDでは為替以外に、株式、債券、商品(コモディティ)など様々な商品を取引することができます。このため、CFDはいわばFXの拡張版とも呼ぶべきサービスと言えます。

取扱商品・銘柄が多いCFD業者として、国内ではIG証券とひまわり証券をあげることができます。IG証券にいたっては、7,000を超える銘柄を提供しています。取扱商品・銘柄は、各CFD証券によって大きく異なります。このため、商品が豊富であるというCFDの醍醐味を味わいたい方は、CFD業者選びをしっかりと行ったり、セカンドアカウントやサードアカウントを 保有することも検討する必要があります。

リスクや注意点

上記のCFDの説明では良いことばかりに思われるかもしれませんが、投資性の商品やサービスである以上、もちろんリスクやデメリットがあります。差金決済取引で少額な取引から大きな利益を狙うことができる一方で、その分大きなリスクは発生する可能性もあります。

特にCFDは、価格変動が大きい株式も扱っていたり、最大50倍のレバレッジを効かせることができる債券も扱っていたり、それぞれの商品の特性や仕組みを把握してリスク管理を徹底する必要があります。

世界のあらゆる市場のあらゆる商品を取引することができるCFD。世界が身近になった今、大きなチャンスが目の前にある。