住宅ローンの金利費用は大きなコストになりますが、繰り上げ返済を賢く利用することで利息の軽減効果を期待でき、返済期間全体の利息を減らすことができます。ここでは、繰り上げ返済の仕組みや利用方法、利用時の注意点などをご案内します。
繰り上げ返済とは、住宅ローンなどの利用者が毎月決められた返済額に加えて借入金の元本の一部を返済することです。繰り上げ返済した分は、元本返済にあてられます。このため、繰り上げ返済を行うと、元本にかかる利息が減り、返済総額も少なくなります。
一部繰上返済には、ローン残高の一部を前倒して返済する方法と、全額を返済して完済する方法の2種類あります。通常は繰り上げ返済といえば一部繰上返済のことを言い、全額繰上返済は完済や一括繰上返済と呼ばれることが多いです。
繰り上げ返済は、インターネットバンキング、窓口、電話などの方法で行うことができます。金融機関によって繰り上げ返済できる方法が異なるので、将来的に借入金を前倒して返済することを考えている方はこれらの方法を確認して住宅ローン選びの判断基準にすることをおすすめします。
繰り上げ返済を行うにあたって、手数料がかかる場合があります。手数料は、無料、3,150円、5,250円、31,500円など金融機関によって異なり、同じ金融機関でもそのときの金利タイプによって異なることもあります。また、繰り上げ返済に条件があり、1万円から返済できたり、100万円ないと返済できない場合があります。
繰り上げ返済による利息軽減効果は、実施するタイミング、金利、返済期間などによって異なります。通常は、繰り上げ返済を実施する時期がはやかったり、金利が高かったり、返済期間が長かったりするほど、利息の軽減効果は大きくなります。
繰り上げ返済には、期間短縮型と返済額軽減型の2種類あります。以下は、それぞれの概要になります。
期間短縮型とは、毎月の返済額を変えずに残りの返済期間を短縮する繰り上げ返済方法で、返済期間が短縮されてその期間に支払う予定の利息が軽減され、通常は返済額軽減型より利息の軽減効果が大きくなります。
返済額軽減型とは、残りの返済期間を変えずに毎月の返済額を軽減する繰り上げ返済方法で、通常は返済額軽減型より利息の軽減効果が大きくなります。
以下の比較ページにて、各住宅ローン商品の金利、利息、毎月の返済額や総返済額などを一覧表で比較、ご案内しています。ご自身のライフプランや返済計画に合わせて、最適な住宅ローン商品選びにお役立てください。
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